それまでのお話2
お稽古としてはピアノを習っていた私でしたが、
高校時代には吹奏楽部に所属しフルートを吹いていました。
吹奏楽は本当に楽しかった。
フルートは高校から始めた初心者だったのですが、
まわりはみんな経験者でした。
合奏に合流するために、とにかく基礎練習を毎日のように続けました。
始めはマウスピースのみでスタート。
音が出せるようになっても、退屈なロングトーンばかり。
でもなぜか、「怠っては吹けるようにならない」と頑張れたのです。
なぜピアノはそうしなかったんでしょうかね。不思議。
基礎練習の成果があってか、高校2年の頃には
ピッコロも任されるようになりました。
音が綺麗といっていただいたときには本当にうれしかった。
「努力は裏切らない」を経験したわけです。
そして吹奏楽のハーモニーも素晴らしく、音楽を本当に楽しんだ時代でした。
この経験が忘れられなくて、社会人になってもフルートはしばらく民間の団体に所属して続けていました。
ピアノについては実家に住んでいるときだけ、弾ける曲を繰り返し弾いていましたが、徐々に他の活動が忙しく、一人暮らしを始めてからは、蓋をあけることすらなくなっていました。
その後、
20代はフルートとテニス
30代はバレエとヨガ
40代は資格取得とヨガ
と、それまでは新しい趣味を見つけては没頭する日々を送っておりました。