蘇った悪い癖
子どもの頃も、アラフィフの今も、まったく変わらないのは聴くに堪えない弾き方をするところ。
自分でも、分かっているんです。自覚しています。
同じところをなんども間違えるし詰まるしその癖がついてしまって、反復練習をしても後の祭りで、脳が怖がって、その部分になると力んでパニックになってしまう。
特に曲調が変わる部分に弱い。
なんだったら避けてしまうこともある。
♭や♯が多い調にいたっては、意識しすぎてついていない音符にすら♭や♯を付ける始末。
鍵盤の溝に爪がはさまったり、隣の鍵盤まで巻き添えにしてしまったり。
で、リズムは揺れ、音は濁る。
聴くに堪えない、音色になる。
だから家族からはよく「うるさい」と言われていました。
私の演奏って雑音でしかないのです。
ゆっくりゆっくり片手から初めて、暗譜する域までなんども反復すべきなんだけど、どうしても、先にと進みたくなってしまうんです。
Youtubeでは、みんな素敵な演奏をしているのにな。
再開した当初はそれを意識していたのだけど、少し弾くことを体が思い出してきたら、悪い癖まで元通りになりつつあります。
でも昔と今と違うのは意識。
自覚できているのは、直す部分もわかっているということ。
筋トレと一緒で努力しかない。
「楽しむため」のピアノだから「楽しめるよう」に練習方法を見直そうと思います。