それまでのお話2
お稽古としてはピアノを習っていた私でしたが、
高校時代には吹奏楽部に所属しフルートを吹いていました。
吹奏楽は本当に楽しかった。
フルートは高校から始めた初心者だったのですが、
まわりはみんな経験者でした。
合奏に合流するために、とにかく基礎練習を毎日のように続けました。
始めはマウスピースのみでスタート。
音が出せるようになっても、退屈なロングトーンばかり。
でもなぜか、「怠っては吹けるようにならない」と頑張れたのです。
なぜピアノはそうしなかったんでしょうかね。不思議。
基礎練習の成果があってか、高校2年の頃には
ピッコロも任されるようになりました。
音が綺麗といっていただいたときには本当にうれしかった。
「努力は裏切らない」を経験したわけです。
そして吹奏楽のハーモニーも素晴らしく、音楽を本当に楽しんだ時代でした。
この経験が忘れられなくて、社会人になってもフルートはしばらく民間の団体に所属して続けていました。
ピアノについては実家に住んでいるときだけ、弾ける曲を繰り返し弾いていましたが、徐々に他の活動が忙しく、一人暮らしを始めてからは、蓋をあけることすらなくなっていました。
その後、
20代はフルートとテニス
30代はバレエとヨガ
40代は資格取得とヨガ
と、それまでは新しい趣味を見つけては没頭する日々を送っておりました。
それまでのお話1
2022年令和4年9月17日、電子ピアノの搬入の日からピアノを再開しました。
ピアノ歴はおぼろげですが以下の通り。
6歳~たぶん9歳くらいまで エレクトーン
9歳くらいから17歳後半までピアノ教室に通学
19歳の数か月またピアノ教室に通学
以後は趣味で弾く程度
当時練習していた最後の曲は
17歳の時は
ツェルニー30番の序盤
19歳の時は
ショパンワルツ
でした。統一して当時の私は、あまり楽譜を読めておらず、
常に先生から「正しく!!!」と赤で大きく注意書きをされていたといった感じのレベル。
運指?なにそれ?
ハノンはもう合格したから練習しない
そんな感じ。
先生は、基礎練習にあまりきつく指導するタイプではなく、
そのかわり、楽典を教えて下さっていました。
曲は五重丸をもらえたら合格といった感じ。
そのまるは一気にかいただけることもあれば、1ミリ刻みで円が完成することもあり、
後半は1ミリ単位でしか出来てなかったなあ。
運指も守らず、音符もリズムも自分で勝手にイメージしていまい、あげくに基礎練習もしなかったのだから、結果、弾けなくなる曲が増え、弾ける曲ばっかり弾いていたので前に進めなくなりました。
姉は同じ環境でも上級であるベートーベンソナタまでは進んでいたので、自分も同じ年ごろになったら、当然弾くんだと思っていたのが甘かったです。